住宅ローン現在が最大規模に
世の中不況となっており不動産の価格も下がっていることが問題になっていますが、家を探している人にとっては今が買い時だという声も多くあります。
しかも住宅ローン減税が過去最大規模になるかもしれないというニュースもあるのです。2008年10月23日に景気対策の一環として麻生太郎首相が首相官邸において次のような指示を出しています。
- 住宅ローン減税を過去最大規模にする
- 一般財源化される道路特定財源から1兆円規模の財源を地方に回す
- 消費税を含む税の抜本的改革の道筋を示す中期プログラムを取りまとめる
大きな柱の中に住宅ローン減税が盛り込まれているのです。麻生太郎首相は財源問題を問題にしてはいけないという方針を強調しており、住宅ローン減税の控除額についても500万円くらいまで下げることはできないのかと語ったそうです。
住宅ローン減税を含む追加経済対策の事業規模は20兆円程度で財政支出は5兆円程度に膨らむ見通しにもなっているようです。
住宅ローン減税については関係閣僚からの意見も出ており、通常は所得税から減税される住宅ローン減税を地方税の個人住民税から差し引いたりするのもありなのではないかという議論も起きているようです。
さらには住宅ローンを組まなくても住宅購入やリフォームを行うという人に向けても費用の一定金額を減税するという投資減税も導入が検討されているようです。
住宅ローン減税は金額が大きくなるし減税される側はうれしいですよね。そのせいで不動産が売買されるようになれば、景気も動く気がします。ただ、本当にお金が無くて困っている人は住宅ローン減税なんて関係ありませんから、同時に雇用対策なども必要だと思います。
なにはともあれ、不動産を買うのであれば、住宅ローン減税は活用しないては無いですね。必ず申請するようにしましょう。