2009年度住宅ローン減税はどうなる?
2009年度の税制改革に向けて、国道交通省が税制改革要望をまとめて発表しました。
それによると、2009年度の税制では現在の住宅ローン減税を5年間延長することや、これまで減税の対象が消費税だけっだのに対し、あらたに住民税も減税の対象にするというようなことを税税改正要望に盛り込むように決めたそうです。
現行の住宅ローン減税よりも減税の範囲が広げられ、所得が少ない世帯でも最大で160万円の満額控除が受けられるようになるようです。
住宅ローンの控除対象限度額も引き上げられ、控除額の上積みも求めていくとのことです。
これは国土交通省の要望でまだ正式に決定したことではありませんが期待が持てますね。税制改革は毎年8月末まで各省庁が要望をまとめて財務省に提出するので、それらが出揃ってから審議がされます。もうちょっとの間はまちましょうね。また、住民税の減税をするとなると地方の税収が減少します。総務省などは反発する可能性もあるようです。
現行の住宅ローン減税
現行の住宅ローン減税についてもまとめておきます。2008年12月31日までに入居した人が対象です。
- ローン残高2000万円を限度額として所得税を最大160万円減税
- 入居者は減税の期間を10年か15年か選択可能
- 10年間の減税の場合は1~6年目はローン残高の1.0%で7~10年目は0.5%
- 15年の減税の場合は1~10年までは0.6%で10~15年目は0.4%
住宅ローン減税の規模は年間で8000億円と言われています。かなりの額が戻ってくる可能性があるので住宅を購入するのであれば住宅ローン減税を使わない手はありませんね。